書評

2013年10月10日
英語パターンで編み物だ。

2013-10-10 00.30.40

「おしゃれな世界のニットレシピ 英語パターンで楽しく編もう」

某社の本棚で発見し、あまりにも衝撃的過ぎる本で、思わずしばらく見入ってしまいました。

表紙はかわいらしいけど、これはかなりハードコアではないか。

英語パターンで編み物をしたい人のための本。英語のパターンは、日本の編み図とは全く違って、文字ばかりがかかれています。そんな英語パターンの読み方や、インターネット上でのパターンの探し方、(Ravelyという編み物SNSサイトがあって、そこには膨大なパターン情報が集約されているそうな)、海外の編み物アイテム、デザイナーさんのこと、などなど…。おお一歩海外に出れば、こんなに豊かな編み物の世界があったのか、と目からウロコがぼたぼたという感じでした。

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2012年2月11日
研究者、その知られざる生態に迫る怪著

普通に暮らしていれば、ハカセなんて生き物にはめったにお目にかかれない。

ところが、私の職場の右隣りの席に某大学で助教を務めていた工学博士がやってきた。
彼は、酔っぱらって自転車で崖から落ち死にそうになったり、
勉強会で講師をするはずがなぜだかべろべろに泥酔して登場した挙句
自分がプログラムをしたロボットがサッカーをしている動画を
延々と投影しだして参加者をあんぐりとさせたり、
かと思うと寝ずにコードを書いてきたり、日曜日でも楽しそうにコードを書き続けていたり、
その生き様たるや「天晴」というか、常人には真似できない傾きっぷりだった。
彼が隣にいると、面白いんだけどまったく仕事が進まなかった。
と思うと自分の仕事に入り込み、そんなときにこちらが雑談トークを仕掛けるとナチュラルにスルー。

ハカセとはなんなんだ!?
隣の席にハカセが来て、それまでの価値観が崩されかかっているあなたに是非読んでもらいたいのが
研究者マンガ「ハカセといふ生物(いきもの)」

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