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手芸 / 書評

2013年10月10日
英語パターンで編み物だ。


2013-10-10 00.30.40

「おしゃれな世界のニットレシピ 英語パターンで楽しく編もう」

某社の本棚で発見し、あまりにも衝撃的過ぎる本で、思わずしばらく見入ってしまいました。

表紙はかわいらしいけど、これはかなりハードコアではないか。

英語パターンで編み物をしたい人のための本。英語のパターンは、日本の編み図とは全く違って、文字ばかりがかかれています。そんな英語パターンの読み方や、インターネット上でのパターンの探し方、(Ravelyという編み物SNSサイトがあって、そこには膨大なパターン情報が集約されているそうな)、海外の編み物アイテム、デザイナーさんのこと、などなど…。おお一歩海外に出れば、こんなに豊かな編み物の世界があったのか、と目からウロコがぼたぼたという感じでした。

編み図を見ていると、どうも私にはそれがコンピュータのプログラムに見えてくるのです。日本の編み図がタイルプログラミング的に右脳で理解して処理されるものとすると、海外のこの文字だらけで直列に処理が記述されているパターンは、左脳的シェルスクリプトに見えなくもない。おかしいかな。だからプログラマが国を越えて同じ言語を使うのと同様に、国境を越えて編み図は使えるんだろうなぁ。すごいなぁ。(ちなみに私は表目と裏目しか編めません)。

(しかしamazonのレビューを見るとなかなか手厳しい評価が多いですね…。こういう世界を知らなかった私にとってはひょええすごい本だ!という感じだったのですが…。手芸界も奥が深い…。)

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